複利とは?単利との違いをやさしく解説
「複利(ふくり)」とは、「利息にもさらに利息がつく仕組み」のことです。
一方の「単利(たんり)」は、最初に預けたお金(元本)にだけ利息がつきます。
言葉だけだと分かりにくいので、100万円を年利10%で運用した場合で比較してみましょう。
【単利の場合】
・1年後:110万円(利息10万円)
・2年後:120万円(利息10万円)
・3年後:130万円(利息10万円)
【複利の場合】
・1年後:110万円(利息10万円)
・2年後:121万円(利息11万円)
・3年後:133.1万円(利息12.1万円)
たった3年でも、すでに3万円以上の差が生まれます。
複利は「増えた利息にも利息がつく」ので、雪だるま式にお金が増えていくのです。
アインシュタインも認めた「人類最大の発明」
かの天才科学者アインシュタインは、複利についてこんな言葉を残したと言われています。
「複利は人類最大の発明だ。知っている人は得をし、知らない人は払い続ける。」
世界中の投資家・経営者が、複利の力を最大限活用してお金を増やしてきました。
逆に、複利のしくみを知らないと、住宅ローンやクレジットカードのリボ払いで「利息にも利息がつく」状態になり、知らないうちに大きな金額を払い続けてしまうこともあります。
時間が長いほど効果が大きくなる
複利の効果は、運用期間が長くなればなるほど大きくなります。
100万円を年利5%で運用した場合のシミュレーションを見てみましょう。
・5年後:約128万円(+28万円)
・10年後:約163万円(+63万円)
・20年後:約265万円(+165万円)
・30年後:約432万円(+332万円)
・40年後:約704万円(+604万円)
30年経つと、元本の4倍以上に!
これが複利の本当の威力です。最初の10年はゆっくりですが、20年、30年と経つとグラフがグンと右肩上がりになります。
「72のルール」でお金が2倍になる年数がわかる
複利を理解するうえで便利なのが「72のルール」です。
72 ÷ 年利(%)= 元本が2倍になるまでの年数
例えば年利3%なら72÷3=24年、年利6%なら72÷6=12年で資産が倍になります。
・年利2%:36年で2倍
・年利3%:24年で2倍
・年利5%:14.4年で2倍
・年利7%:約10.3年で2倍
・年利10%:7.2年で2倍
このルールを使えば、自分のお金がいつ2倍になるかをかんたんに計算できます。
毎月の積立で複利を活かすシミュレーション
「100万円もまとまったお金はない…」という人でも大丈夫。
毎月コツコツ積み立てる方法でも、複利の力は十分に活かせます。
・10年後:元本360万円 → 約466万円(+106万円)
・20年後:元本720万円 → 約1,233万円(+513万円)
・30年後:元本1,080万円 → 約2,498万円(+1,418万円)
30年間続ければ、元本の2倍以上に成長します。
「いまから30年後」を考えると気が遠くなりますが、20代・30代で始めれば老後の備えに十分間に合います。
複利をNISAで活かす方法
複利の効果を最大限に活かす最強の方法が、新NISAを使うことです。
通常、投資の利益には約20%(20.315%)の税金がかかりますが、NISAなら非課税。
利益にかかる税金がゼロなので、増えたお金がそのまま次の運用にまわり、複利の力をフルに発揮できます。
・普通の口座:約2,498万円から税金を引いて約2,215万円
・NISA口座:約2,498万円すべて手元に
差額:約283万円もNISAがお得!
長期投資になればなるほど、NISAの非課税効果は大きくなります。
※口座開設・維持手数料無料・最短翌営業日から取引可能
果実家の複利活用法
果実家でも、複利の力を信じてコツコツ積み立てしています。
・夫婦のNISA口座:月5万円(オールカントリー&S&P500)
・児童手当からの積立:月1〜2万円
・運用期間:20〜30年想定
始めて数年ですが、相場が下がってもジタバタせず、20年〜30年先を見据えて続けています。
最初は「本当に増えるのかな?」と半信半疑でしたが、過去のシミュレーションを見て安心して続けられるようになりました。
複利で失敗しないための3つのコツ
複利のすごさを活かすために、覚えておきたいポイントをまとめます。
① 早く始める
複利は時間が味方。1日でも早く始めるほど効果が大きい。
② 途中でやめない
途中で売ったり止めたりすると、複利のしくみが途切れてしまう。
③ 利益を再投資する
受け取った利息や配当を使わず、再投資することで複利が加速。
まとめ:複利は「時間」を味方につける魔法
複利は、お金を雪だるま式に増やしてくれる強力な仕組みです。
・利息にも利息がつく「お金が増えるしくみ」
・長期になればなるほど効果が大きくなる
・「72のルール」で2倍になる年数がわかる
・NISA × 複利でさらに非課税のメリット
・早く始めて、途中でやめないのが最大のコツ
「あと10年早く始めればよかった…」と後悔する人が多いのが複利の世界です。
今日から少しずつでも始めれば、20年・30年後に大きな差になりますよ。
子どもの教育費・老後のために、複利の力を味方につけていきましょう😊
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